リテールビジネス研究所

R・B・Kおもてなし調査隊がいく!今月のPATROLvol.114~119

年間1,300以上のショップを見ている専門調査員「R・B・Kおもてなし調査隊」がリアルな現場をレポートします。

今月のPATROL vol.119

vol.119
2023 June

[ アシエット ]

地元に根付いたレストラン
オーナーの対応はよかったものの・・・

shopimage

SHOP DATA:アシエット  

住所:東京都世田谷区成城6-10-3
関連URL:https://seijo-assiette.com/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
75点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

フレンチレストランのお料理をバーでも楽しめる貴重な場所
by 調査員T.C

自宅方向が近い友人とは、なるべく帰宅が楽な場所で、ご飯をすることが多い。今回は、3年半ぶりに成城にした。 仕事漬けの日々、あの頃は成城からタクシーで帰宅していた。遅い時間でも、気持ちの切り替えをしたくて、ひとりで寄り道。行きつけのお店も数軒あっただけに気になる。 今回は、おいしい時間を過ごしたかったので、地下にバーもある懐かしいお店に行ってみることにした。

初めの対応がイマイチで、残念な場面が多々あったが、コロナ後の懐かしい店ということ、生演奏、後半のオーナーの対応で、まあまあの結果に落ち着いた。コロナで商売の見直しや人の入れ替わり等、この3年は苦渋の日々だっただろう。飲食が復活してよかった。人不足で大変だと思うが、初心忘るべからずですね。

コロナで一部リニューアル
ベーカリー&スイーツ販売開始

看板のフレンチレストランは健在だが、地下のバーの存在がとても心配だった。外から見てみると、地下のバーも健在。なんと今日は、トランペットの演奏会も開催とあった。まずは1Fで確認することにした。入店すると、カウンターが設置され、スイーツ、ベーカリーを販売し、カフェスペースが設けられていた。以前は、広いウエイティングスペースだったので、環境が様変わりしていた。カウンターのマダムが気づき傍まで来てくれ挨拶をした。コロナで、21年に改装してこの形式になったという。こちらでバーのオープンまでお酒と食事もできると説明があった。

 確認することを何故しない?!

カウンターはローテーブルで、食事もできるゆったりとしたスペースだ。メニューを提供され、オードブルについて尋ねたが、「魚介類です」のひと言のみマダムの雰囲気から、それ以上の質問はできなかった。厨房は横並びにあり、見えている。一言確認してくれればと残念だった。6種類の魚介と野菜、ソースと合わせた前菜は美しく、ワインにピッタリの前菜だった。おそらくプロのサービス係はレストランを担当しているのであろう。ワインのお勧めもなかったのでグラスで注文した。

基本的なことが疎かに

20時、男性オーナーが笑顔で挨拶して登場した。「バーで演奏がありますのでよろしかったら」と声を掛けてくれたので、喜んで地下のバーへ移動。トランペットとバイオリンの生演奏を聴き、日常でない時間を楽しんだ。調子に乗った22時、パスタを注文すると少しして、火を落としてしまったと告げられた。フードのラストオーダーの声掛けはなかったが、生演奏も聞けたし仕方ないと思っていたら、その後、テーブルにパスタが提供された。なんとオーナーが調理してくれたものだった。

今月のPATROL vol.118

vol.118
2023 May

[ ラスター食糧 ]

老舗麺工場の
心優しい接客に大満足

shopimage

SHOP DATA>>>  

住所:東京都調布市小島町3-54-17
関連URL:ラスター食糧株式会社
https://chofu.com/rasuta

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
100点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

今回は感動のPOPUPを紹介します
by 調査員T.I

週末の休日、6日ぶりの晴れ。洗濯も掃除も終了し、予定もなかったので、調布に出てみることにした。調布PARCOの九州屋の野菜は、必ず目玉品があり、レジはいつも長蛇の列だ。先月、駅前にオオゼキがオープンしたが、野菜は九州屋の方が強いのではないかと想像する。今回は、久々にトリエ京王調布をぶらりしてみよう。

人気のPOPUPもドンドン進化していると感じる。生産者が直接お客様と接することは、消費者も大歓迎だ。自社の商品の広がりをもたせたレシピの手作りリーフレットも準備し、それぞれ会話しながら手渡す。そして自社の会社のPRも忘れない。 味と価格だけでなく、親切な接客が信頼に繋がり、ファンが根付く。お客様視点の販売の大見本だ!

POPUPの進化系?
なんと製麺工場が出店

トリエA館は駅直結なので、大変便利!15時過ぎに入館すると、成城石井の食品売場は盛況だった。そこから、1Fメイン通路沿いに小さいPOPUPがある。人だかりができていたので覗いてみると、製麺所の直販である。今年創業63年老舗の製麺所。毎週土曜日は、時間限定で直販も行っているという。人混みから商品を確認すると、ラーメンは2食入スープ各5種類、うどん、餃子の皮が見えた。価格はラーメン2食入りでなんと320円。製麺所の参加は珍しいし、家計にも優しい、人気は納得だ。

高齢者スタッフの挨拶とお声掛けは
        徹底されていた

高齢者スタッフの男女2人は、「いらっしゃいませ。順番に窺います。はいどうぞ」と挨拶と声掛けをしている。購入したお客様には、必ず、素材のこだわり&茹で時間のリーフレットを手渡し、工場直販のご案内もしていた。私は、冷やし中華を購入したかったが、残念なことに売り切れだったので、塩ラーメンをお願いした。すると、「塩ラーメンは、トマトラーメンにして冷製で食べても美味しいですよ。このレシピどうぞ」

お客様視点から手作りの
    アレンジレシピを提案

なんて素晴らしい接客だろう!他のお客さんにも購入した商品のアレンジ手作りレシピを会話をしながら配布していた。会計を済ませ売場の側面に移動すると、なんとレシピが10種類以上並べてあるではないか。興味深いレシピの数々だったので、手に取ると、先程のスタッフが来て、「気になるメニューありますか」と尋ねてくれ、説明しながら、他のレシピもくれた。職人気質だけではなく、お客様視点の素晴らしい準備と接客に感動した。

今月のPATROL vol.117

vol.117
2023 April

[ BIG MAMA ]

知識豊富な技術者の説明は流石
もう少し接客の基本もお願いします

shopimage

SHOP DATA>>>お直しコンシェルジュ BIG MAMA
アトレ吉祥寺  

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 東館地下1階
関連URL:https://big-mama.co.jp/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
65点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

物販とは異なるサービスに求めること
by 調査員A.I

お気に入りの冬物のニットの補修を依頼するために、洋服のお直しをしてくれるお店に行った。脇の縫い目が破れてしまった事が原因だが、ニットは布帛とは違った専門的な知識や技術が必要で、以前洋服の販売の仕事をしていた時も、ニットの直しは慎重に、時には専門業者に頼むこともあったので、きちんとした知識や説明があるお店であることが、私にとっての必須条件だった。

コロナ下での体型変化や、衣替えでお直し需要が高まるシーズン到来。奥ではお直し業務をしながら、接客業務もこなす大変な業務だとつくづく思う。特に複雑なお直しは、受注時の説明もより大変に。お直し知識が圧倒的に少ないお客様ゆえ、接客の基本も大事にした対応もお願いしたい。

業種ならではの知識の提供と、
サービス業であることを踏まえた応対

スタッフは1名。カウンターでタブレットを見ていたが、私にすぐに気付いて挨拶があった。笑顔は応対中もほとんどないという残念な結果に。 早速、ニットの補修ができるか確認するために、ニットを見せて打診。状態を確認してから説明が始まった。私の望む通りの知識や、詳しい説明があった。今回は2つのパターンの説明があったが、それぞれに詳しい補修の仕方、期間、目安ではあるが料金など、ほぼこちらから質問することはない説明だった。

不確定なことでも、最低限、判断材料
になることの提供

特に今回良かったことは料金について。よりきちんと補修するやり方は見積もりをとってから正式な料金が確定するため、その場ではわからない。スタッフは前例と比較して、目安だけは言ってくれた。不確定なことを言わないようにするお店が増えてきたなか、最低限の判断材料にはなった。「直したいが高すぎるのは困る。かといって安い方は心配」そんな不安は払しょくされた説明だった。

接客応対の基本を大切に

ちなみに他のお店にも相談したのだが、全く論外の応対だったので、依頼するならこのお店になると思う。 ただ、基本が出来ていなかったことが残念だった。 また、一気に長い説明をするので、(私はなんとか理解することができたが)人によっては頭に入ってこないのではないかと思う。もちろん最終的には技術が大切な業種だが、相手が理解しているかどうかを頭に置いて、一方的ではなく、時には相手と会話するような説明の仕方もあってはどうかと思う。

今月のPATROL vol.116

vol.116
2023 March

[ かんのくるま ]

気配りが素晴らしい
移動コーヒー車に出会った

shopimage

SHOP DATA>>>かんのくるま コーヒー移動販売車  

(@kan_coffeevan33)さん / Twitter

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
100点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

出張翌朝、身も心も温まったー
by 調査員T.I

1泊2日の富山出張。富山は行き慣れている場所であるがゆえに、決まったお店に入ってしまう。駅周辺が様変わりしたので、今回は、富山駅の昨年3月にオープンしたマルート1Fスターバックスに入店した。こちらはティービバレッジに特化した店舗だ。 笑顔の挨拶と「どうぞ店内でごゆっくりお過ごしくださいね」の優しい口調と所作は1日のスタートを切る為に、頭を整理をするいい時間になった。

一昨年オープン。誰かにとってのサードプレイス。コンセプトは「僕が飲みたい珈琲」。手網で焙煎し、焙煎日から1~2日の豆を使用。こだわりのコーヒー愛は商品だけにとどまらずお客様にも寄り添う心温まる接客があった。お客様に喜んでもらえることを考え、表現している素晴らしい移動コーヒー車!

朝の挨拶にパワーがもらえた

店舗を出ると、朝見かけた移動コーヒー車とパラソルがまた目に飛び込んできた。今まで富山駅前で遭遇することはなかっただけに、やはり気になる。 この日、富山は寒い朝だった。コーヒー車の前には 待機している女性が1人いた・・不思議と店舗同様販売車でも、人がいると注文したくなるものだ。 メニューはコーヒーとカフェオレの2種類のみ。 車の正面に立つと、「おはようございます」と明るく挨拶をしてくれ、ドリップをしながら迎えてくれた。東京は桜開花宣言があり、温かい日が続いていたので、今朝の寒さは身に堪える。明るい挨拶は何度あっても元気がもらえる。注文すると、豆を挽いてくれ、ゆっくり丁寧にドリップという流れ。

気持ちのイイ挨拶は 声を掛けたくなる気分にさせてくれる

気持ちのよい明るい挨拶だったので、思わずこちらから「富山ではコーヒー車をあまり見かけなかったです」と言うと、「そうですね。富山ではおそらくまだ5~6台くらいかと思います。どちらからいらしたんですか」と、会話が繋がるように答えてくれる。気分をよくした私は、先客の女性にも「こちらはよくいらっしゃるんですか」と尋ねると「私も始めてなんです。以前も見かけたことがあって気になって、今日は寒いので仕事に行く前に身体を温めたいと思って」と答えてくれた。時間がない出勤前、コンビニではなく、少しリッチな気分になれる存在のコーヒー車なのかも

クッキーに手書きメッセージを添えて

ドリップの待ち時間に、朝イチのクライアントに電話を入れた。先客に「有難うございます。いってらっしゃい」と送りだしていた。そして私のカフェオレが出来上がると「シロップ使われますか」と洋酒のような瓶を手で示しながら勧めてくれた。そのシロップにも興味があったが、時間が押していたので使用しないことを伝えて受け取った。なんと、コーヒーにはビスケットがついてきて、「お仕事がんばって下さいね」と手書きメッセージが添えてあるではないか。電話を聞いて察してくれたのだろう。 3月17日心温まる朝のスタートが切れた。

今月のPATROL vol.115

vol.115
2023 February

[ メガネドラッグ府中駅前店 ]

手軽に作れる今どきの眼鏡を、
高齢者が望んではダメ?

shopimage

SHOP DATA>>>メガネドラッグ府中駅前店  

住所:東京都府中市府中町1-12-7センタービル
関連URL:https://www.meganedrug.com/archives/shop/fuchu

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
100点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

今どきの眼鏡屋に行ってみたいと高齢の母に 言われて「JINS」に行ってみた
by 調査員A.I

最近新聞を見づらそうに読んでいる両親を見ていて、ずいぶん長い間、両親の眼鏡を新調していなかった事に気付いた。両親は昔から地元の「メガネドラッグ」にお世話になっており、数年前に転居してからも、自宅近くにもある同社の店舗には行かず、以前の店舗へ足を運んでいた。しかし最近は歳を取り、自分たちだけでは中々遠出はしなくなり、眼鏡新調を提案すると、「今どきの眼鏡屋さんも見てみたい」と母が言い出した。

眼鏡も時代と共に、価格、用途等大きく変化があった。今や販売網は拡大し、用途によって購入場所を選択する人も少なくない。ただ、洋服と違ってネットで全て完結できるものではなく、視力の変化に伴い買い替え需要が起こる必需品だからこそ、対象外のお客様にも、親切に、丁寧な言葉選びをして対応していただきたい。

おしゃれで安価な眼鏡を
気軽に作りたいと思ったが 

「メガネドラッグ」は自宅から少し歩くことになるが、安価で手軽に作成できそうな「JINS」や「Zoff」は徒歩1~2分の場所にある。まずは一番近い「JINS」に両親を連れて行ってみた。店内には他にお客様はおらず、若い男性スタッフが2名カウンター内にいた。車椅子の父と杖をついた母が入店しても、スタッフはカウンターから出てくる事はなく、会釈だけした。眼鏡を新調したい旨を伝えると、受付機に名前と連絡先を入力するよう案内し、父を検眼機前の椅子に移動するように伝えてきた。そして父に早口で「背もたれのある椅子の方がいいですかねー。裏まで取りに行けばある事はあるんですけどねー」と、父が「簡易椅子でよい」と遠慮するのを待っているような問い方だった。

冷たい口調の「検眼不可能」宣告は、
家族も本人も悲しかった

椅子はそのままでよいと伝え、検眼を始めてもらったが、父の片眼を少し見るとすぐに、「この方の検眼は不可能なので、眼科に行ってください」と冷たく言った。父の片眼は白内障が進んでいて、おそらく検眼しづらかったのだろう。理由を聞く気にもならず、その場で母の検眼も断り店舗を出た。スタッフは「すみません」とは言ったが、見送りはなかった。その足で「メガネドラッグ」に行くと、店内のスタッフ2名がすぐにこちらに気付き、迎え出てくれた。以前別の店舗でお世話になっていた事を伝えると、丁寧なお礼の言葉があり、「こちらで引き継がせて頂きます。すぐにカルテを確認します」と、両親に椅子を薦めてくれた。

昔からの顧客と新規客対応は、
違って当然とわかってはいたけれど

スタッフそれぞれが、温かい言葉を両親に掛けながらとても丁寧に検眼してくれ、父の白内障の状況も優しい表情で私に説明があった。昔作った眼鏡の特徴と度数をカルテで確認し、今の状態を本人たちにもわかるように詳しく説明してくれた。そして「古い眼鏡をお持ちでしたら、フレームやレンズが使えるものかどうかみてみましょうか」と提案してくれ、5-6本の古い眼鏡をチェックしてくれた。新調した眼鏡自体は、とても安価とは言えない買い物にはなったが、お気に入りの古い眼鏡を読書専用眼鏡に使える事などもわかり、「やはり昔ながらのお店にお任せするのが一番ね」と母が穏やかに笑った。

今月のPATROL vol.114

vol.114
2023 January

[ auショップ吉祥寺大通り店 ]

スマホショップは購入目的だけ
ではないはずなのに・・・

shopimage

SHOP DATA>>>auショップ吉祥寺大通り店  

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-11メアリヒト吉祥寺ビル
関連URL:https://www.au.com/aushop/shop.E-00269/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
35点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

きちんと聞くならいつも行くショップの方が、という(勝手な)安心感  
by 調査員A.I

先日、スマホの機種変更と、同時にキャリアをauからUQmobileに変えた。いつも行くauショップは当日の予約がとれなず、電気量販店の中にあるauで機種の購入と各種手続きを行った。購入してしばらくしてから「オプションで申し込みをしたはず」と思っていた機能が反映されていないことに気づき、予約はしていないが、聞きたいことに対応してもらえるのかの確認だけでもと思い、今度はいつも行くauショップ吉祥寺大通り店に行って聞くことにした。

スマホは、最新モデルが登場しても、昭和育ちはバッテリーの寿命で、いやいや買い替えするという状況なので、スマホの使いこなしや、ましてや契約内容の変化等については、非常に疎い。今や、色々な場面での対面が減り、電話の相談も少なくなっている。客側の問題もあるが、対面は聞く力を養っていただきたいと痛切に願う。

かみ合わないやり取り
そして「なぜ」と思うのはこちらだけ? 

入店するとすぐにスタッフがこちらに来て来店目的を聞く。いきなり予約の有無の確認をせず、用件を聞く対応はとても良いと以前から思っていた。ところがなんとなく話がかみ合わない。私は「オプションの申し込みをしてもらったはず」なのだが、スタッフは「?」という表情で、「それはお客様自身で確認すること」の繰り返し。こちらも若干イライラしてきてしまい、「じゃあ予約とってまた来ます」と言って店を出た。(そのスタッフが当事者ではないが)申し込みをしていなかったことが問題なのに、なぜそういう回答なのか、笑顔はまったくないし、嫌な思いをした。

他のお店で聞いてようやく理解したが

なんとなく嫌な思いで歩いていると、UQスポット吉祥寺というお店があったので、試しにここでも聞いてみようと入ってみた。ここがまたひどい接客。まずお店の前でスタッフ同士がべらべらしゃべっていて、入店しても全く無視。挨拶すらなかった。とりあえず用件を伝えると、やはりここでも「はぁ?」の表情。「お客様自身で確認」と言われたので、もしかしてそもそも自分で申し込むことなのかとようやく私も気がついて尋ねてみると、当然ですといわんばかりに「そうです」と回答。

相手が何を求めているかを把握するために

今回の件、そもそもは最初に購入したお店の説明もれ、または私の聞き逃しなのかもしれない。でも機種変更や契約内容変更の申し込みは、あらゆる説明や書類確認などとても時間がかかる。契約内容も複雑でとても一度で把握できることではない。また私のように決して詳しくない人もいる。だから内容を問わずこんなことって起こりやすいのではないだろうか。そんな時、スタッフに求めたいのは「聞き取る力」、「聞き出す力」だと私は思う。

ご利用上の注意

R・B・K CS調査の文書の著作権は、R・B・Kに帰属します。情報を利用する際には、営利目的による複製等、著作権法上の利用はできません。無断転記、転用を禁じます。

BACK NUMBER