R・B・Kおもてなし調査隊がいく!今月のPATROLvol.138~144
年間1,300以上のショップを見ている専門調査員「R・B・Kおもてなし調査隊」がリアルな現場をレポートします。
vol.139
2025 February
大人駄菓子屋のお・も・て・な・し

SHOP DATA:>>>
ひつじや ONLINE SHOP
おもてなし評価 | ||
総合 | 挨拶 | ![]() |
---|---|---|
100点 | 笑顔 | ![]() |
パーソナルな対応 | ![]() |
|
![]() |
再来店したいか | ![]() |
一昨年オープンした駄菓子屋に久々にぶらり
by 調査員T・I
駅から5分弱、仙川のメインストリート街、公園に面した ビルの1Fに、小洒落たお店が一昨年オープンした。 オープン時から数回訪問したことがあるが、ご無沙汰しているので、久しぶりに訪問することにした。 オープン当初は、人手不足の中、小さい店舗にもかかわらず、スタッフの人数が多く、若くて可愛いスタッフが揃っていて、皆感じが良かったな。 さて、3年目はどう変化しているだろう。
食品の接客スタイルも様々だ。どちらかというと、お客様からの注文を聞いてから動くというケースが圧倒的に多い。今回、駄菓子屋1個100円くらいの商品を説明をしながら、手も動かし、笑顔も絶やさない接客は 大したものだ。営業が10時~18時と時短という こともあるかもしれないが、積極的に声がけをして会話できる駄菓子屋さんは素晴らしい。
笑顔の挨拶からコンタクト
入店してすぐに「こんにちはー」と満面の笑みで迎えてくれた。お菓子はU字型に配置された木枠ケースの中に入っていて、商品に目を向けると、「こちらの半生菓子は、賞味期限が近いので半額になっています」と可愛い形のお菓子の 味を7種類手をそえながら説明があり、 「1つからお求めいただけます」と明るい声で言った。 価格表示も可愛くきちんと付いているので分かりやすい。
商品説明を丁寧におこなう
優しい親しみやすい表情で迎えられ、声を掛けられると 何か買ってもいいかも・・という気持ちになる。どら焼き、豆大福、お饅頭等生菓子は、自社の職人さんの手作りだという。次の木箱に目を向けると、かりんとう、ジャムサンドの甘系、そして、しょっぱ系のおせんべいや豆等が並んでいるではないか。あるある私の好きなやつ、ビールのあてになるカレー風味のお菓子の前に立ち止まると、「ビールとよくあうと人気なんですよ」と思いとピッタリのお声掛けが再びあり、「こちらは、 すべて5グラム180円で量り売りです。色々な種類を少しずつ選んで、いろんな味を楽しんでいただけます」
量り売りの楽しみ方をアドバイス
なるほどね、 量り売りならではの買い方を教えてくれた。結果、しょっぱ系の量り売りを3種、豆大福、どら焼きをお願いすると「有難うございます。ただいまご用意いたします」と返答があった。待っている間、壁面に目を向けると、おしゃれ文房具が並んでいて以前と陳列が変わっていた。「昔、駄菓子屋さんは、おもちゃも置いていた発想から、文房具を昨年9月から始めました」と、 こちらの視線の先を読み取り説明があるので、会話も弾んだ。レジ担当者も、1点々声出ししてレジを打ち、賞味期限の確認も併せてあった。全員が感じよく、気分よく店を後にした。
vol.138
2025 January
イベントのお・も・て・な・し

SHOP DATA:>>>
生活のたのしみ展2025
おもてなし評価 | ||
総合 | 挨拶 | ![]() |
---|---|---|
100点 | 笑顔 | ![]() |
パーソナルな対応 | ![]() |
|
![]() |
再来店したいか | ![]() |
今年初のイベントに潜入
by 調査員T・I
仕事柄、色々なイベントに出向くことはある。 ここ数年、ガチガチのビジネスイベントの物だけでなく、 ライフスタイル型の雑貨を中心にしたイベントや食のイベント等に個人的には興味があり、足を運びたくなる。 出展社のラインナップ、ホールの設営・演出にそのイベントの色がでる。そして、また各社のお客様への対応も様々。 以前から興味があったイベントに連休後に行ってみることにした。
このイベントは、展示会ではなく買物の場だ。アプリダウンロードで5%オフも嬉しい。ほぼ日のコンセプトに沿った構成は当然のことだが、出展者、運営スタッフが皆、笑顔で会話を楽しんでいる光景が至る所で 見受けられた。終盤ともなれば疲労も増すし、心身 ともに疲労するハズなのに、全員がイベントを楽し んでいた。現場の雰囲気作りも重要なポイントだ。
プラカードスタッフの笑顔の対応
客層は、平日のせいか、スーツ姿のビジネスマンや、こだわりがありそうな若い女子、存在感のある魅力的なマダムまで客層は幅広い。ぶらっと1周と思っていると凄い行列を発見!なんと石田ゆり子さんのオープンマーケットだ。彼女の愛用品観覧は予約抽選。オープンエリアは、誰でも購入できる行列だった。現在の状況は40分目安とスタッフは、丁寧に詳細と時間まで笑顔で答えてくれた。
伝えると魅力的なものに変身する
ほぼ日手帳の所へ移動。商品を見ていると、マスク越しに笑顔で「こちらのBOXの中身も色々工夫されております」と1点ずつ説明をしてくれた。デザイン、ロゴ等ひと目で分かりやすいものと思いきや、説明されると新しい発見が沢山ある。両面デザインのメモ、クリップのワード、BOXイラスト等デザインに対する思いが沢山込められており、デザインの意図を伝える重要性に感心した。とても心地よい説明をされる方だったので、大ヒットのほぼ日手帳のお勧めを伺うと、ご自分が使用されている物の説明をしてくれ、最後に、「これがいいと一概にお伝えできず申し訳ございません。長々とお時間
運営スタッフの人柄が滲み出る
をいただきすみませんでした。ご来場のお客様も皆お優しいお客様ばかりで、イベントは本当に楽しです」と会釈をしながら答えた。お客様への感謝まで伝えるとはお見事!取ってつけたような接客ではなく、心の思いを伝えているように受け取れた。ブース以外にも魅力的なコトがあった。毎日、イベント会場の出来事をテキスト、イラスト、写真をつけて、ライブで壁面ボードに手書きする壁新聞のようなコーナーや、1月らしくお習字ができるコーナー、エレキギター&ボーカルで「蛍の光」リアル歌唱で閉店のお知らせ等、温かみが一杯詰まっていた。気持ちが緩むと財布も緩むと実感した。
R・B・K CS調査の文書の著作権は、R・B・Kに帰属します。情報を利用する際には、営利目的による複製等、著作権法上の利用はできません。無断転記、転用を禁じます。
- 2021年
-
- >vol.101 クィーンズ伊勢丹仙川店_12月
- >vol.100 マルジナリア書店_11月
- >vol.99 初台リハビリテーション病院 _10月
- >vol.98 吉祥寺カレー屋まめ蔵_9月
- >vol.97 フローリスト Little Seed_8月
- >vol.96 ABC MART調布パルコ店_7月
- >vol.95 MiiteN 府中_6月
- >vol.94 猿田彦珈琲アトリエ仙川_5月
- >vol.93 TheEthicalSpirits&Co._4月
- >vol.92 AfternoonTea living_3月
- >vol.91 FANCL 東急吉祥寺店_2月
- >vol.90 ユニクロ津ラッツ店_1月
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年