リテールビジネス研究所

R・B・Kおもてなし調査隊がいく!今月のPATROLvol.120~125

年間1,300以上のショップを見ている専門調査員「R・B・Kおもてなし調査隊」がリアルな現場をレポートします。

今月のPATROL vol.120

vol.120
2023 July

[ ADIEU TRISTESSE ]

お客様別のお声掛け等
コミュニケーション力にアッパレ!

shopimage

※ HP画面より引用

SHOP DATA:ADIEU TRISTESSE アトレ吉祥寺店  

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 本館B1F
関連URL:https://adieu-tristesse.jp/index/

おもてなし評価
総合 挨拶 grade
100点 笑顔 grade
パーソナルな対応 grade
grade 再来店したいか grade

スタッフのレベルの差が広がっている?
by 調査員A.I

この夏の最高気温になった猛暑の中でも、ファッションのお店はシーズンが切替わり始めている7月中旬。初夏に購入したボトムに合わせるものを探しに出かけた。いつも見に行く数店舗に行くと、半数ぐらいのショップは挨拶やお声掛けがない。無表情でチラッと見るだけのスタッフも。消費者としても経験者としてもとても残念な気持ちになるが、良いスタッフは本当に良かった。その差がとても大きい

コロナから挨拶やお声掛けがない店舗と、お客様への動きを確認しながら、積極的なプロらしい販売をする店舗と、益々、レベル差がついているように思う。1回の接客から、スタッフへ安心感が生まれ、こちらから気軽に相談できる距離感 はサイコーだ。お客様からの質問や要望は信頼の証ともいえるだろう。

基本的なことだけど、
接客中でも周りが見えているか。

店内には複数のお客様がいたが、私のこともちゃんと気付いてくれる。3分の2以上は秋物、夏物も少し残っている店内。「少しですけど夏のセールも残っているんですよ」文章にするとよくある声掛けだが、親しみやすく穏やかな表情、砕けすぎない話し方。きっとこのスタッフは、人によってどういう対応をするのか自然と使い分けているのでないか、自然な入り方に思わずそう思ってしまった。 やはりきっかけはとても大事なことだ。

押しつけがましくないスッと入ってくる
提案方法

いくつかの商品を提案してくれたが、私からも好みやスタイルを漠然と伝えると、切り替えて、それに近い提案や、更にアレンジした提案をしてくれる。 入店後の応対でスタッフに対する安心感があり、私も要望はちゃんと言うことができる自店の商品を把握している事や、スタイリングの種類を認知していることもあるが、ここでも会話することで、客の好みや欲しているものを把握した上で、スタッフ自身が持っているテクニックをきちんと活かせる応対になっている。

また行きたい、次はここで買いたい、
そう思わせるショップにつながる

こちらのショップは吉祥寺に路面のフラッグショップを含めて2店舗ある。 どちらの店舗もいつ行ってもとても感じの良い応対をしてくれる。 前回購入した時は、元気な明るいスタッフで、細かいディティールやスタイリングのポイントを教えてくれた。今回と同じようにスタッフとの会話はしやすかった。このショップのスタッフは、それぞれに得意なことや特徴があり、それを活かせるお客様とのコミュニケーションを大切にしているのではないかと思った。

ご利用上の注意

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